不審者訓練

今年も高輪警察署の方々にご協力をいただき不審者訓練を実施しました。

昨年度は男性の警察官が宅配業者を装って侵入するという設定でしたが、

今回は女性警察官が園見学を装って・・・という設定でした。

最初は普通の見学者のようでした。

突然「知り合いの子どもがいるから」と言いながら制止を聞かず保育室に入ってしまいます。」

危険を察知した見学対応をしていた主任が、不審者に遭遇したときの合言葉で周りの人たちに伝えます。

この時はまだ事務室に状況が伝わっておらず、保育室にあるもので応戦しています。

 

子どもたちを安全に守る担当と応戦する担当など、日ごろから役割分担をすることは身に付いています。

ようやく事務室に状況が伝わり、非常110番通報をした後にサスマタを持って駆け付けました。

駆け付けたらバリケードができていたので飛び越えたのですが・・・

実はこのバリケードは間違いです。

サスマタは上(脇のあたり)と下(足元)の2カ所狙うことは今までの訓練から学んでいます。

訓練の後は子どもたちに“いかのおすし”のお話をしてくださいました。

一つしかない大切ないのちを自分で守る、というお話を真剣な表情で聞いていました。

不審者に写真を撮られそうになったときは顔を下に向ける、ということも教わりました。

最後は不審者訓練を初めて経験する職員を中心に、サスマタの使い方のご指導をしていただきました。

何度も経験している職員も改めて教えていただき、使ってみることで、気持ちを引き締めることができました。